株とFX、そして資格。

株式投資やFX(外国為替証拠金取引)、資格試験についての備忘録的なブログです。主に投資関連やトレード成績、そして資格試験(現在は行政書士試験に独学で挑戦中。)についての勉強方法や経過・結果報告などを書きます。

購買力平価を基準に2017年のドル円相場を予想する

前回の日経平均株価に続いて、ドル円相場を予想したいと思います。

こちらは価格帯別出来高を使用することができませんので、購買力平価を利用しての長期の予想となります。なので、昨年に予想したのとほとんど変わりません(笑)。

昨年のFXの成績はマイナスだったので、そんな奴の相場観は参考にもならないかも知れませんが、毎年1月に予想するのが私の中で恒例になっていますし、せっかくブログをやっているんだから記事にさせて下さい。

本当にドル円の135円超えはあるのか?

まず、私の予想ではなく、ある専門家の予想なのですが、その方は「今年のドル円は135円を超える」みたいなことを言っていたのですが、個人的には「ホンマかいな」という感じです。

その専門家の方は確か、2002年の高値である135円を目指す的なことを言っていたと思います。おそらく月足のチャートを見て大雑把に言っているだけだと思うのですが、個人的にはその予想には否定的です。

何故、否定的なのかを購買力平価を使って説明していきたいと思います。まぁ、購買力平価も長期でしか有効に機能しないので、1年という期間ではあまり役に立たないんですけどね。

再度、購買力平価を使ったドル円相場の長期的な予想の仕方を書くのは面倒なので、私なりの購買力平価を使った予想の仕方を書いている記事がありますので、とりあえずはそれを載せておきます。

これを読んでくれたら、正しいかどうかは別として、どんな感じで予想しているのかは分かると思います。

www.kabufxshikaku.com

私は、専門家の方が予想していたドル円の2002年の高値である135円の時の購買力平価(企業物価指数)を調べてみました。資料は、いつものように公益財団法人国際通貨研究所の資料を使わせてもらいました。

その資料によるとドル円が135円だった2002年当時の購買力平価(企業物価指数)は130円台(間違っていたら本当にごめんなさい。)であり、ドル円相場との乖離率は4%程度でしかありません。

これに対して、現在の購買力平価は2016年11月末時点では97円くらいになっており、この数字とその専門家の方が言っていた135円を比べた場合、乖離率が40%近くになってしまいます。

購買力平価とドル円の乖離率が25%を大きく超えたことは2000年以降ではなかったと思うので、40%の乖離率というのは、かなりの数値です。

なので、私は40%の乖離率というのは考えにくく、円安方向、円高方向ともに乖離率が25%に達したら、反転し出すだろうと予想しています。

何故なら2000年以降は、乖離率が25%近くまで拡大すると、そこから反転しだす傾向にあるからです。

実際、2015年に円安方向に乖離率が25%程度に達した後に反転して、2016年に1度は乖離率が2~3%程度になるまで狭まっています。

その時、私はこのまま円高方向に、数年かけて25%程度まで乖離する可能性の方が高いんではないか、となんとなく思っていたのですが、アメリカの大統領選挙をきっかけに再び円安方向に乖離していきました。

ただ、私はこのまま円安が進み、ドル円が135円に達するとは思っていなくて、円高に向かう途中の大きな戻しなんじゃないかと思っています。

そうだ、とりあえず、ドル円の5年(週足)のチャートを貼っておきますね。

ドル円の5年週足チャート

(チャート参照元:SBI証券)

このチャートだと、まだ大きな戻しの可能性の方が高いと思うんだけどなぁ。

要は、昨年予想した事と、ほとんど変わっていないということです(笑)。仕方ないですよね。購買力平価を使った予想自体が長期でしか機能しないんですから。あくまで大きな流れの話です。

結局、私の2017年の予想は昨年とほとんど同じで、125円から数年かけて80円台(今年はその時点での購買力平価付近と予想。)に向かう途中、という予想になります。

もちろん外す可能性も十分に考えて、135円を超えようものなら、それは私の理解できない相場ということで、理解しようなんて思わずに、アホになって相場を追っかけたいと思います。

ただし、スキャルピングオンリーで。

やはり想定外のシナリオも考えておく

先ほど、購買力平価(企業物価指数)とドル円の乖離率は25%くらいが限界だろう、と書きました。

そして、その根拠が2000年以降に一度も乖離率が25%を大きく超えたことはないからだと書きました。

でもですね、もう少し遡ると乖離率が25%を大きく超えてしまっている、とんでもない時期があるのです。

これは正確な数字を調べようとしたのですが、ちょっとわかんなくてですね、公益財団法人国際通貨研究所が公表しているグラフを見て、だいたいの数字で計算したんで正確ではありませんが、一応参考までに。

そのとんでもない乖離率があった時期というのが、バブル崩壊後の1995年に襲った超円高の時期です。

1995年にドル円が81円台をつけた時、公益財団法人国際通貨研究所が公表しているグラフでは企業物価数は150円台なんですよ。この数字で大雑把な乖離率を計算すると、なんと46%(計算間違ってないよね?)程度の乖離率になります。

仮にですけど、現在の購買力平価(企業物価指数)97円から46%乖離するとした場合、円高方向なら1ドル52円くらいまで、円安方向なら1ドル142円くらいまで乖離するということになります。

しかも、1995年の企業物価指数はだいたいの数字である150円で計算しているので、もしこれが155円とかだったら乖離率はもっと拡がってしまいます。怖いなぁ。

ただ、日本はその後デフレに突入しており、よく分からないけれども、バブル崩壊後のいろんな歪みが生じていた特殊な時期だったんじゃないかなぁ、なんて思ってます。よく分からないですけどね。

だから、この46%の乖離というのを参考に予想することを止めたんですけど、想定外のことも考えておこうと思いブログに書いてみました。2017年が特殊な時期なのかも知れませんからね。

さすがに46%以上の乖離があるとした場合、今年は円高ではなく、円安方向での乖離だと思っています。

円安の要因としては、アメリカの利上げのペースが想定していたよりも速いとかそんな感じじゃないですかね。

つまり、ドル円が142~140円台後半をつける可能性も一応頭に入れておいた方が良いだろう、ということです。

でも、これは予想ではありませんよ。

私の今年のドル円相場の予想は、あくまで購買力平価(企業物価指数)である97円に向かって進んでいる途中、という感じです。

それと、このまま円安が進んだ場合に、日本がどのようになるのか、本当に軽くですが書いてある記事があるので、よければ読んでください。

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それではまた・・・