株とFX、そして資格。

株式投資やFX(外国為替証拠金取引)、資格試験についての備忘録的な雑記ブログです。投資関連やトレード成績の記事、そして資格試験(現在は行政書士試験に独学で挑戦中。)についての勉強方法や経過・結果報告などを書きます。

三精テクノロジーズが業績予想を上方修正、配当も増額

私が長年保有している三精テクノロジーズが3月16日に17年3月期の連結業績予想を上方修正しました。

配当も5円増配し、年間配当が25円のおまけつきです。

ありがたいことですね。

ただ、ちょっと発表内容で気になった箇所があったので、今回の記事はそこに触れてみたいと思います。

業績予想を上方修正した理由

三精テクノロジーズが3月16日に発表した「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を読んでみると、業績予想を上方修正した理由が書かれていました。

上方修正の主な理由は「遊戯機械事業において、工事が前倒しで進捗していること」と「舞台改修案件の工事が順調に完工していること」の2つです。

この2つの理由を読んだとき、今回の業績の上方修正は手放しでは喜べないなぁ、と思いました。

上方修正を手放しで喜べない理由

私が手放しで喜べなかった理由を書いていきますね。

まず、上方修正の理由にある「工事が前倒しで進捗している」という箇所が気になりました。

この文言を別の言い方で説明すると、「新たな工事を受注したわけではないけど、以前から受注していた工事が思ったよりも早く進んでいるから、その分の売り上げを計上しますね」というだけのことだからです。

何故、工事が早く進んでいるくらいで売り上げに計上するのかというと、これは会計の話になってしまいますが、売り上げの計上基準に「工事進行基準」を採用していることが原因です。

この基準を採用するには、条件があるのですが、この記事は会計のカテゴリーではないので省きます。

とにかく、この工事進行基準を採用すると、工事が完成していなくても途中まで進んだ分を売り上げとして計上してもOKなんですよ。

もともと受注していた工事の進み具合が良いので売り上げを計上しただけで、新しく工事を受注したわけではないのであまり喜べないのです。

同じ理由で「工事が順調に完工」も喜べないのです。

こちらは、工事完成基準を採用(説明は省きます)しているので、このような文言になっていますが、さっきと同じで「新たに工事を受注したわけではないけれど、以前から受注していた工事が遅れることなく順調に終わっているから、終わった分は売り上げに計上しますね」というだけのことです(要は、売り上げの予想を低く見積もっていたということです)。

つまり、2つの理由とも工事を新しく受注したことによる売上増ではなく、工事を早く終わらせて、次期に計上する予定だった売り上げを今期に前倒しで計上しただけなんです。だからあまり喜べないんですね。

配当が増額されたのは嬉しい

業績予想の上方修正にいちゃもんをつけてしまいましたが、配当が増額されたのは素直に嬉しいですね。

長期に低迷していた三精テクノロジーズも株価が上昇して配当に魅力を感じなくなりそうな所まで来ていたので、今回の増配はありがたいです。

色々と言いましたが、長期で保有したい銘柄であることは間違いありません(笑)。

あとがき

今回の業績予想の修正と増配の発表で株価が10%近く上昇してしまいましたが、出来ればゆっくりと上がってほしいんですよね。

一気に上昇すると売ってしまいたくなるんですよ。

個人的には、今回のような業績予想に一喜一憂するのではなく、6月末に提出されるであろう有価証券報告書をじっくりと読んで判断したいですね。

有価証券報告書で三精テクノロジーズの受注高を確認したいと思います。

受注高がアップしてると嬉しいんだけどなぁ。

有価証券報告書には色々と細かい情報が記載されていて面白いですよ。

興味のある方は「EDINET」で好きな企業を検索してみてください。

過去に財務優良割安高配当銘柄として三精テクノロジーズを紹介した記事です。暇な方はどうぞ。

www.kabufxshikaku.com

それではまた・・・