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株式投資やFX(外国為替証拠金取引)、資格試験についての備忘録的なブログです。主に投資関連やトレード成績、そして資格試験(現在は行政書士試験に独学で挑戦中。)についての勉強方法や経過・結果報告などを書きます。

中部鋼鈑(5461)は無借金経営でしかも流動比率は500%超

今回紹介する銘柄の中部鋼鈑㈱は、2014年まで保有していた銘柄です。

手放してからはまったくチェックしていなかったのですが、久しぶりに中部鋼鈑の四季報を読んだら、また興味が湧いてきたのでブログの記事にしてみようと思います。

中部鋼鈑の概要

中部鋼鈑株式会社は、業種としては「鉄鋼」に分類され、主に産業・工作機械向けに厚板を製造・販売している企業です。

厚板(鋼板で厚めのもの)というものをざっくりと説明すると、産業機械・工作機械なんかを製造する際に必要な鋼を、厚めの板状に加工したものです。

中部鋼鈑の場合、この鋼板を産業機械や工作機械だけでなく、建築・鉄道車両・船舶向けにも製造・販売しています。

国内唯一の厚板専業メーカーとして知られており、四季報にもあるとおり国内最大級の電炉を保有しています。

中部鋼鈑の財務状況

中部鋼鈑は、成長性という面では、おすすめできませんが毎年しっかりと利益を確保しますし、財務健全性にも優れた企業だと思います。

中部鋼鈑の魅力は何と言っても、財務健全性に優れているところで、平成29年3月期の貸借対照表によると、有利子負債(借金)がなんと0円で、積み上げた利益剰余金は460億円もあります。

平成29年3月期のキャッシュフロー計算書を確認しても現金等が110億円あり、ちょっとやそっとじゃ倒産しない財務優良な企業です。

さらに言うと、流動比率(流動比率とは短期的な企業の支払い能力を知るための簡単な指標です。これより厳密に計算する「当座比率」というものもあります。)は538%(一般的には100%以下だとこの企業ヤバいんじゃないかと思われてしまいます。個人的には150%以上ほしいです。業種によっても違ってきますが。)もあって支払い能力も十分あり、資金がショートして倒産という心配もほぼありません。

とはいっても、鉄鋼よりも価格・品質面で優れた代替品が誕生した場合はエライ目にあうかもしれません。

でも、それは業種に限らず起こる可能性があるものなので気にしても仕方ないですね。

個人的には、安定的に利益を計上し続けているという事実を重視したいと思います。

投資家の中には無借金経営を嫌う方もいますが、私は大好きです。

「借金したお金で設備投資をして売上を伸ばすべき」というのも分かりますが、資金を回収できなかったら意味がないですからね。

設備投資した資金を回収できなくて大赤字を計上する大企業もあるわけですし。

無理にする必要もないと思うなぁ。

中部鋼鈑の割安感

中部鋼鈑は、予想PERが8倍でPBRが0.3倍、配当も2.6%とかなりの割安企業です。

ただ、この中部鋼鈑は東証1部上場企業ではなく、名証1部上場企業なんですよね。

それがいまいち業績の割に株価が芳しくない原因のひとつになっているような気もします。

ただの勘ですけどね。

外国人持ち株比率は13%と低めで好きなんですけど、名証だというのが、ネックになって早めに売却してしまった記憶があります。

中部鋼鈑の価格帯別出来高

まずは中部鋼鈑の価格帯別出来高を表示したチャート(5年週足)を貼りつけておきますね。

中部鋼鈑の価格帯別出来高を表示させたチャート

(チャート参照元:SBI証券)

このチャートを見ると、500前半に分厚い支持帯があります。

それもそのはずで、2014年の後半から2016年の後半までの約2年の間、500円近辺で推移してたわけですから。

私がこれから中部鋼鈑を買うとしたら、やはり分厚い支持帯にぶつかったあたりの500円前半くらいでしょうか。

その辺りを買って放置していれば、時間はかかってもいずれは利益になるのではないかと思います。

中部鋼鈑は値動きが少ない銘柄で面白味に欠けますが、財務優良割安高配当銘柄なので、長期で保有する分にはありなんじゃないかと思います。

世界経済の悪化などで含み損を抱えたとしても、数年我慢すれば元の株価に戻る可能性が高い銘柄だと思います。

中部鋼鈑と同じように財務優良割安高配当銘柄を紹介した過去の関連記事です。良ければどうぞ。

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