株とFX、そして資格。

株式投資やFX(外国為替証拠金取引)、資格試験についての備忘録的なブログです。主に投資関連やトレード成績、そして資格試験(現在は行政書士試験に独学で挑戦中。)についての勉強方法や経過・結果報告などを書きます。

京阪神ビルディング(8818)は半世紀以上もビルをJRAに賃貸している

今回紹介する京阪神ビルディング株式会社は、かつて保有していた銘柄です。

有利子負債が利益剰余金を上回っていることを理由に手放したのですが、業績自体は相変わらず堅調のようなので紹介してみたいと思います。

財務が優良とは言えないのですが、業種が不動産業なので有利子負債が多いのは仕方ないと妥協しようと思います。

それでは京阪神ビルディングを紹介していきますね。

京阪神ビルディングの概要

先ほども言いましたが、京阪神ビルディングの業種は不動産業で、オフィスビルや場外馬券売り場、そしてデータセンタービルを賃貸しています。

会社名の通り、ほとんどの賃貸物件は京阪神、特に大阪にあります。

平成26年には東京に事務所を開設して本格的に東京に進出しているので、東京にもいくつか物件を所有(それ以外にもあります)しています。

物件の空室率は大阪4.7%、東京3.6%と年々低下しており、私が株を保有していた頃よりもかなり稼働率は高くなっています。

京阪神ビルディングは主にビジネス街に物件を所有しているので、空室率も低く安定した収入を見込めるので安心感はありますが、景気が一気に冷え込んだ場合はちょっとだけ怖いです。

今年の6月に東京の港区で土地を取得し、投資を拡大しているようですが、拡大のペース自体はそれほど速くなく、ゆっくりと無理なく成長している印象を持つ企業です。

京阪神ビルディングの財務状況

正直、京阪神ビルディングの財務状況が優良だとは言えないのですが、それは不動産業ということもあるので、今回は有利子負債だけでなく、所有する固定資産についても書いておこうと思います。

四季報によると、京阪神ビルディングの有利子負債は430億円で、利益剰余金は370億円。

普通に考えるとあまりよろしくない(これは私が紹介する銘柄としてはという意味です。全体でみるとこのくらいの財政状態の企業は腐るほどありますし、むしろ財務優良と言えると思います。)のですが、これでもかなり改善された方なんですよね。

私が保有していた2013年よりも有利子負債が200億円減少していますし、借入金依存度も55%から38%に減少していますから。

ちなみに、借入金依存度が50%を超えると金融機関からの評価は低くなるらしいです。

ただ、不動産業は他の業種よりも借入金依存度が高くなるため、京阪神ビルディングの2013年の55%も問題ないですし、2017年の38%は健全だと言えると思います。

それに有利子負債が減ったことや利息が安いことなどで、支払利息も2013年の10億円から2017年は4.7億円に減少しているので、以前と比べると資金繰りは楽なんじゃないでしょうか。

不動産に投資しつつ、さらに借金も返済したことで直近のキャッシュフローは悪化していますが、それでも70億円以上あるので、問題ないかと思います。

不動産業の場合は、物件の稼働率が高ければ、安定した賃貸収入が見込めるので、キャッシュに困ることはそうそうないと思います。

それに、所有物件の時価が1,500億円(含み益580億円)近くあるので、キャッシュに困った時は、まだまだ借金できる余地があるので、いまのところ心配ありません(笑)。

とはいっても、不動産ですから災害でもあったら怖いなぁと思うんですよね。

難しいところです。

京阪神ビルディングの割安感

京阪神ビルディングは、予想PERが11倍でPBR0.6倍、配当が2.5%と割安で高配当な銘柄と言えると思います。

毎年、安定的に利益を計上していて、株価が現在689円なので、私は有利子負債の多さを差し引いても割安だと思うんですけどね。

買いたいとは思うけれど日経平均株価の調子が良いので、いまは買えないというのが、個人的な感想です。

他の財務優良割安高配当銘柄もそうですが、一度下がってもらえないとなかなか買えません。

そうそう、京阪神ビルディングは株主優待もありまして100株保有すると、おこめ券が1㎏分もらえます。

2年以上保有するとさらに1㎏分のおこめ券がもらえるので、長期で保有を考えている人にとってはちょっとした楽しみのひとつにもなりますね。

京阪神ビルディングの価格帯別出来高

まずは京阪神ビルディングの価格帯別出来高を表示させたチャート(5年週足)を貼り付けます。

京阪神ビルディングの価格帯別出来高を表示させたチャート(5年週足)

(チャート参照元:SBI証券)

このチャートを見ると、500~600円に分厚い価格帯があります。

この分厚い支持帯の500~600円あたりまで株価が下落したら買ってみたいと思います。

500円台で200株買えたら嬉しいかも。

日経平均株価が堅調に推移しているので、なかなか買う機会は訪れないと思うのですが、いちおうこのあたりを目標にしたいと思います。

このまま上昇すると考えた場合、勢いよく800円を超えると、おそらく次は2005年12月につけた上場来高値の1,176円をめざす展開になると思います。

そうならずに、一旦下がってくれるとありがたいのですが。

過去に紹介した財務優良割安高配当銘柄です。興味のある方はどうぞ読んでみてください。

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