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当ブログでは日経平均株価やドル円の予想をしたり、トレード成績や資格試験(行政書士試験に独学で挑戦中)の経過・結果報告などを書いています。

2017年のドル高の可能性と中国の外貨準備高

中国の7月末時点での外貨準備高は、3兆2000億ドルで6月末時点から40億ドル程度減少しました。

8月末時点ではどうなっているのか注目しています。

なので、今日は中国の外貨準備高や2017年のドル高の可能性、グローバリズムが終焉し、保護貿易政策を採用する国が増加する可能性について軽く書いてみたいと思います。

※2017年12月28日に記事を修正・追記しました。

中国の外貨準備高は今後もゆっくりと減少するかも

中国の外貨準備高*1が本当に3兆2000億ドルあるかどうかはおいておいて、中国政府が今後もドルを売って元を買うという介入を続けるとすると、長期的には中国の外貨準備高は減少していくことになると思います。

ただ、ここ最近はドルが弱い状態が続いているので、すぐにどうこうなるということではないと思いますが・・・

アメリカの大統領選挙が終わって、来年あたりからジリジリとドル高になる展開*2になると仮定した場合、中国の外貨準備高の減少速度が速くなるのではないかと思っています。

中国の外貨準備高は実際よりもかなり少ない、とよく報道されていますし、内訳も分かりませんから、最悪の事態を想定しておかないと危険だと思っています。

その最悪の事態がいつ発生するかということなんですが、これがなかなか分かりません(笑)。

誰にも分からないと思います。

グローバリズムが終焉し、保護貿易政策を採用する国が増加するかも

現在は、中国から資本が流出していっている段階で、この状態があと数年は続く可能性があると思うのですが、投資家達は、自分たちが逃げきるまでこの状態をなんとか保ってほしいと思っているでしょう。

そんな投資家達を不安にさせる報道が2016年7月にありました。

イギリスのEU離脱などの影響で5年半ぶりの元安水準になっている中、中国政府が元安を容認するとの報道があったのです。

この報道はどういったことを意味するのか、自分なりに考えてみました。

これ以上、元を買い支えると外貨準備高の底が尽きてしまうか、内需を拡大して成長することをあきらめ、元安に誘導し、輸出を増やすことで手っ取り早く外貨を獲得しようという考えのどちらかなのかな、と個人的には思っています。

ただ、中国が通貨安を利用して価格競争力を高めたとしても、以前のように通貨安を武器にボロ儲けできる環境ではなくなってくると思います。

何故なら、イギリスのEU離脱やテロ等でグローバリズムは終焉を迎える可能性があり、自国の保護を最優先に考える保護貿易政策*3を採用する国が今後は多くなっていく可能性が高いからです。

それに中国の製造コストも上昇して、多少の通貨安では価格競争力も以前ほどないでしょうし。

中国が今後どういった道をたどるにしても、世界経済に与える影響は大きいので注視していきたいと思います。

中国にとっては、アメリカ大統領選挙以後のドルの行方が非常に重要になってくると思います。

それにしても今年は色々と株式投資をするには厳しい環境です。致命傷だけは避けるように気をつけて相場に参加しようと思います。

来年ドル高になる(あくまで予想です。絶対にそうなると言うわけではないので注意してください。)とすると、世界経済、取り分け新興国にとって本当に厳しいのは今年ではなく、来年の2017年からなのかも知れないけれど・・・

こちらは、2016年10月末の中国の外貨準備高について書いた記事で、2017年のドル高予想がアメリカの大統領選挙の影響で早めに来たことについても書いています。

www.kabufxshikaku.com

こちらは、2016年の中国の外貨準備高と貿易額について書いた記事です。

www.kabufxshikaku.com

追記:アメリカ大統領選挙が終わってからは、中国よりもアメリカに注目が集まっていますが、引き続き中国の外貨準備高等に注視していくつもりです。

記事にするかどうかは分かりませんが(笑)。

*1:簡単に説明すると、自国の通貨を安定させるためや外国に利息等を支払う際に用意している外貨です。これがなくなると経済破綻へまっしぐらです。

*2:アメリカ大統領選挙の翌年はドル高になりやすい傾向があります。確か直近の過去5回の選挙ではすべて翌年ドル高になっています。

*3:自国の産業を守るためや育てるために外国との取引に高い税金をかけたり、輸入量を制限したりする政策